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宏量
ふりがな文庫
“宏量”の読み方と例文
読み方
割合
こうりょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうりょう
(逆引き)
素性
(
すじょう
)
を包んで能登守を
騙
(
たぶらか
)
し、それを窮地に陥れたことを、
悪
(
にく
)
むべき女、横着の女であるとし、それをうかと信用して疑わなかったのは、つまりは能登守の
宏量
(
こうりょう
)
なる
所以
(
ゆえん
)
であって
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
これを聞いた
家中
(
かちゅう
)
の者は、
斉広
(
なりひろ
)
の
宏量
(
こうりょう
)
なのに驚いた。しかし
御用部屋
(
ごようべや
)
の山崎
勘左衛門
(
かんざえもん
)
、
御納戸掛
(
おなんどがかり
)
の岩田
内蔵之助
(
くらのすけ
)
、
御勝手方
(
おかってがた
)
の
上木
(
かみき
)
九郎右衛門——この三人の役人だけは思わず、
眉
(
まゆ
)
をひそめたのである。
煙管
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
宏量(こうりょう)の例文をもっと
(2作品)
見る
“宏量”の意味
《名詞》
度量が広いこと。小事にこだわらないこと。また、そのようなさま。
(context、dated)不確かなこと。
(出典:Wiktionary)
宏
漢検準1級
部首:⼧
7画
量
常用漢字
小4
部首:⾥
12画
“宏”で始まる語句
宏大
宏壮
宏
宏荘
宏麗
宏濶
宏々
宏偉
宏兒
宏劉
“宏量”のふりがなが多い著者
中里介山
芥川竜之介