彼の前の五号室には、安来節の女が弟子二人と住んでゐたが、家賃の払ひが悪いので、赤い眼玉の主人は出て行つてくれるやうに云つた。
安来節の小屋でカケ声をかけてゐることもあるし、浪花節でもレビューでも何でも行儀の悪い見物人ののさばるところはどこでもこの男を見かけることができて
安来節と白頭山節には感服した。哀調を帯びたアリラン節に魅せられたのは勿論のことである。
“安来節”の解説
安来節(やすぎぶし)は島根県安来市の民謡である。「どじょう踊り」という滑稽なおどりを含み、総合的な民俗芸能として、大正期を中心に全国的人気を博した。
(出典:Wikipedia)
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