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孩児
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がき
ふりがな文庫
“
孩児
(
がき
)” の例文
旧字:
孩兒
下世話
(
げせわ
)
に、犬は貰われる時お子様方はお幾たりと尋ねるが猫は
孩児
(
がき
)
は何匹だと
訊
(
き
)
くという通りに、猫は犬と違って児供に
弄
(
いじ
)
られるのを
煩
(
うる
)
さがるものだが
二葉亭余談
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
剣術も随分上手で三十人位は一緒に掛ってもポン/\遣られて、
迚
(
とて
)
も寄附く事は出来んが、そこは
私
(
わっち
)
が
孩児
(
がき
)
の時分から気性を知抜いて居るから、
彼奴
(
あいつ
)
を
欺
(
だま
)
かす事ア訳はねえ
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「居ましねえだよ、
孩児
(
がき
)
は。」
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
賊はお
前
(
めえ
)
さんたちだ、
私
(
わっち
)
は西浦賀の女郎屋の半治という者で、
孩児
(
がき
)
の時分から身性が悪くって、たび/\
諸方
(
ほうぼう
)
に
燻
(
くす
)
ぶって居て、
野天博奕
(
のでんばくち
)
を
引攫
(
ひっさら
)
い又ちょっくらもち見た様な事も
度々
(
たび/\
)
遣って
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“孩児”の意味
《名詞》
孩児(がいじ)
嬰児。幼子。「孩」は「いとけない」の意。
(出典:Wiktionary)
孩
漢検1級
部首:⼦
9画
児
常用漢字
小4
部首:⼉
7画
“孩”で始まる語句
孩子
孩兒
孩
孩提
孩兒愚且魯