媒酌なかだち)” の例文
おそろしい惡黨あくたうにて是も主人のよめの處へ毎夜々々這掛はいかける由右のわけなれば人にはなしも出來ず兎角とかくむすめ居耐ゐたゝまれぬゆゑ此間中駈出かけいだし來りしなり因て離縁りえんにするつもりにて媒酌なかだち段々だん/\掛合かけあひし處親亭主を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
玉虫 姉が媒酌なかだちして杯をさせましょう。
平家蟹 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)