婚筵こんえん)” の例文
かの大いなる座、即ちその上にはや置かるゝ冠の爲汝が目をとむる座には、汝の未だこの婚筵こんえんつらなりて食せざるさきに 一三三—一三五
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
抑〻そもそも婚姻の事たる太古たいこひといまだ罪を犯さざりし時より神の制定し給えるものにて、主エスはガリラヤのカナに催されし婚筵こんえんつらなり、最初の奇蹟を以て之を祝し給い
いたずら小僧日記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
カナの婚筵こんえんで、イエスは母に向かい「女よ、我と汝と何の関係あらんや」と言われ(ヨハネ二の四)、またカペナウムの家では母と兄弟が彼を尋ねてきたとのことを聞いて