妻覓つまま)” の例文
此山は『万葉集』に新田山にいたやまと歌われ、妻覓つままぎの歌垣うたがきなども行われたらしい名所であるが、高さは二百三十米ばかり、東側と北部は水成岩、全山の三分の二を占むる主要部は
山と村 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
南家の郎女いらつめにも、さう言ふ妻覓つままぎ人が——いや人群ひとむれが、とりまいて居た。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
南家なんけ郎女いらつめにも、そう言う妻覓つままぎ人が——いや人群ひとむれが、とりまいて居た。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)