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如是
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かく
ふりがな文庫
“
如是
(
かく
)” の例文
恐れ多けれども一天万乗の君なりとて欲界の網羅を脱し得玉はねば、
如是
(
かく
)
なり玉ふこと如是なり玉ふべき筈あり、憎まむ世も無く恨まむ天もあるべからず。
二日物語
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
屋
(
をく
)
を造るに
巧妙
(
たくみ
)
なりし
達膩伽尊者
(
たにかそんじや
)
の噂はあれど世尊在世の御時にも
如是
(
かく
)
快き事ありしを未だきかねば
漢土
(
から
)
にもきかず、いで落成の式あらば我
偈
(
げ
)
を作らむ文を作らむ
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
嗚呼我人とも終には
如是
(
かく
)
、男女美醜の
別
(
わかち
)
も無く同じ色にと霜枯れんに、何の翡翠の髪の
状
(
さま
)
、花の笑ひの
顔
(
かんばせ
)
か有らん。まして夢を彩る五欲の
歓楽
(
たのしみ
)
、幻を織る四季の
遊娯
(
あそび
)
、いづれか
虚妄
(
いつはり
)
ならざらん。
二日物語
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
誰に言うたのか、女は「あの
乞丐
(
かたい
)
、
如是
(
かく
)
てあらんを見んと思いしぞ」
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
如
常用漢字
中学
部首:⼥
6画
是
常用漢字
中学
部首:⽇
9画
“如是”で始まる語句
如是我聞
如是閑
如是因
如是縁
如是観
如是報
如是相
如是果
如是縁庵
如是作