トップ
>
如上
>
にょじょう
ふりがな文庫
“
如上
(
にょじょう
)” の例文
如上
(
にょじょう
)
の要件を含んでいないものはなく、その「人に愛せられる」原因もまたこの辺にあったことと思い当るのである。
随筆銭形平次:14 捕物帖談義
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「さまよえる猶太人」とは如何なるものか、彼は過去において、如何なる歴史を持っているか、こう云う点に関しては、
如上
(
にょじょう
)
で、その大略を明にし得た事と思う。
さまよえる猶太人
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
文章を書く際には、少くとも常に
如上
(
にょじょう
)
の自覚に立つことを
忽
(
ゆるがせ
)
にしてはならない。
文章を作る人々の根本用意
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
如上
(
にょじょう
)
の僧侶たちは捕縛され、京から鎌倉へ護送されたが、なお北条家では心休まらず、わけても両六波羅では不安にたえず、宮方が調伏で向かうなら、こっちも調伏で向かってやろうと
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
申すまでもなく、
如上
(
にょじょう
)
の計画は小生の一存で決定したものではありませぬ。
暗黒公使
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
“如上”の意味
《名詞》
前に述べた通りのこと。上述。前述。
(出典:Wiktionary)
如
常用漢字
中学
部首:⼥
6画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“如”で始まる語句
如何
如
如才
如何様
如来
如此
如意
如露
如法
如月