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女衆
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おなごしゅ
ふりがな文庫
“
女衆
(
おなごしゅ
)” の例文
「今晩は内にいやはりますよってどうぞ来ておくれやす。
太夫
(
こったい
)
がそういうてはります」という、いつにない
女衆
(
おなごしゅ
)
が気の軽い返事である。
霜凍る宵
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
「は、とんでもねえ、それどころか、
檀那
(
だんな
)
がねえで、亡者も居ねえ。だがな、またこの和尚が世棄人過ぎた、あんまり悟りすぎた。参詣の
女衆
(
おなごしゅ
)
が、忘れたればとって、預けたればとって、あんだ、あれは。」
灯明之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
小面
(
こつら
)
の憎い
女衆
(
おなごしゅ
)
はよく私の顔を覚えていると思われて、卑下しながら入口に立った私を見ると、わざと素知らぬ振りをして狭い通り庭の奥の方で働いていた。
霜凍る宵
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
そう思って、その家へ電話をかけて女主人の都合を問い合わすと、いつも留守という返事であった。彼女が勤めていた時分にも電話をかけると、
定
(
きま
)
って、
女衆
(
おなごしゅ
)
の声で冷淡に
霜凍る宵
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
衆
常用漢字
小6
部首:⾎
12画
“女”で始まる語句
女
女子
女房
女性
女中
女王
女郎花
女将
女郎
女形