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女太夫
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おんなたゆう
ふりがな文庫
“
女太夫
(
おんなたゆう
)” の例文
「お見せ。」……とも言はず、
女太夫
(
おんなたゆう
)
が、
間近
(
まぢか
)
から手を
伸
(
のば
)
すと、逆らふ
状
(
さま
)
もなく、頬を横に、
鬢
(
びん
)
を
柔順
(
すなお
)
に、
膝
(
ひざ
)
の皿に手を置いて
光籃
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
此処
(
ここ
)
から余り遠くない、場末の
某座
(
ぼうざ
)
に五日間の興行に大当りを取つた、
安来節座中
(
やすぎぶしざちゅう
)
の
女太夫
(
おんなたゆう
)
である。
光籃
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
女太夫
(
おんなたゆう
)
に目くばせしながら
光籃
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
“女太夫”の解説
女太夫(おんなだゆう、おんなたゆう)は、女の門付け芸人のこと。江戸時代に、菅笠をかぶって各戸を訪ね歩き、三味線・胡弓の弾き語りをして物乞いをした。正月には鳥追い笠をかぶって鳥追いとなって、鳥追い唄を歌って家々を回った。また、浄瑠璃・水芸・奇術などの演芸をする女芸人のことも指す。
(出典:Wikipedia)
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
太
常用漢字
小2
部首:⼤
4画
夫
常用漢字
小4
部首:⼤
4画
“女”で始まる語句
女
女子
女房
女性
女中
女王
女郎花
女将
女郎
女形