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女丈夫
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じょじょうぶ
ふりがな文庫
“
女丈夫
(
じょじょうぶ
)” の例文
新聞の受売からグット思い上りをした
女丈夫
(
じょじょうぶ
)
、しかも気を使ッて一飯の恩は
酬
(
むく
)
いぬがちでも、
睚眥
(
がいさい
)
の
怨
(
えん
)
は必ず報ずるという
蚰蜒魂
(
げじげじだましい
)
で
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
いつしか
私
(
わたくし
)
のことを
世
(
よ
)
にも
類
(
たぐい
)
なき
烈婦
(
れっぷ
)
……
気性
(
きしょう
)
も
武芸
(
ぶげい
)
も
人並
(
ひとなみ
)
すぐれた
女丈夫
(
じょじょうぶ
)
ででもあるように
囃
(
はや
)
し
立
(
た
)
てたらしいのでございます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
が、今もまだはいっている、これにはふだんまっ
昼間
(
ぴるま
)
でも
湯巻
(
ゆまき
)
一つになったまま、川の中の
石伝
(
いしづた
)
いに風呂へ
這
(
は
)
って来る
女丈夫
(
じょじょうぶ
)
もさすがに驚いたと言うことです。
温泉だより
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
痩
(
や
)
せてはいるが、しっかりした躯つきで、眼にも力があるし、口のききかたなども歯切れがよく、いまだに親族のあいだで、
女丈夫
(
じょじょうぶ
)
といわれる意味が、その風貌によくあらわれていた。
樅ノ木は残った:03 第三部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
丈
常用漢字
中学
部首:⼀
3画
夫
常用漢字
小4
部首:⼤
4画
“女丈夫”で始まる語句
女丈夫的