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大饑饉
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だいききん
ふりがな文庫
“
大饑饉
(
だいききん
)” の例文
何んでも彼れの話によれば、
直隷
(
ちよくれい
)
河南
(
かなん
)
の
大饑饉
(
だいききん
)
の際には、支那人は牛を売るよりも先に女房を売りに来たといふことである。
日本の女
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
流言には相違ないが、その三月は実に不吉な月で、悪病が流行するか、大風が吹くか、大雨が降るかないし
大饑饉
(
だいききん
)
が来るか、いずれ天地の間に恐ろしい事が起こる。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
つまりこの頃は不道徳の行いが盛んになって来たためにこの世界はすっかり水に
溺
(
おぼ
)
れて滅亡してしまうとか、あるいはその前に
大饑饉
(
だいききん
)
が起るとか大戦争が起るというような事が沢山書いてあるです。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
饑
漢検1級
部首:⾷
21画
饉
漢検1級
部首:⾷
20画
“大”で始まる語句
大
大人
大事
大袈裟
大分
大切
大抵
大概
大方
大丈夫