“だいききん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大飢饉57.1%
大饑饉42.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「一つ、天下を取ってみようとか、世間の貧乏人を救ってみようとか。——何とか目的がなくっちゃ、狐鼠こそ狐鼠だろうじゃねえか。——ところで今、世の中を見ると、天明の大飢饉だいききんだ」
雲霧閻魔帳 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
もう一つはその翌年の秋から次の年へかけての大飢饉だいききんの際の彼の活動である。
つまりこの頃は不道徳の行いが盛んになって来たためにこの世界はすっかり水におぼれて滅亡してしまうとか、あるいはその前に大饑饉だいききんが起るとか大戦争が起るというような事が沢山書いてあるです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)