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おおききん
ふりがな文庫
“おおききん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
大饑饉
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大饑饉
(逆引き)
きいても気の
滅入
(
めい
)
る事は、むかし
大饑饉
(
おおききん
)
の年、近郷から、湯の煙を慕って、
山谷
(
さんこく
)
を
這出
(
はいで
)
て来た
老若男女
(
ろうにゃくなんにょ
)
の、救われずに、菜色して餓死した骨を拾い集めて葬ったので、その塚に沿った松なればこそ
怨霊借用
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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