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大飢饉
ふりがな文庫
“大飢饉”の読み方と例文
読み方
割合
だいききん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だいききん
(逆引き)
そういううちにその年も終り、十八年、
癸丑
(
みずのとうし
)
の年になった。前年、西南諸道で米がとれず、
大飢饉
(
だいききん
)
になって餓死するものが出た。
鈴木主水
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
どうして天明三年の
大飢饉
(
だいききん
)
はこんなものじゃなかったと言うよ。おれの
吾家
(
うち
)
の古い帳面には、あの年のことが残ってる。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
「一つ、天下を取ってみようとか、世間の貧乏人を救ってみようとか。——何とか目的がなくっちゃ、
狐鼠
(
こそ
)
狐鼠だろうじゃねえか。——ところで今、世の中を見ると、天明の
大飢饉
(
だいききん
)
だ」
雲霧閻魔帳
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大飢饉(だいききん)の例文をもっと
(4作品)
見る
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
飢
常用漢字
中学
部首:⾷
10画
饉
漢検1級
部首:⾷
20画
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吉川英治