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大館
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おおだて
ふりがな文庫
“
大館
(
おおだて
)” の例文
あるいは文句を
他所
(
よそ
)
から聞き覚えて、
呪文
(
じゅもん
)
のようにそれを守り、または若干の作意を加えたものが鬼きめの言葉には多い。
羽後
(
うご
)
の
大館
(
おおだて
)
附近に行なわれていたのは
こども風土記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
大館
(
おおだて
)
義氏、堀口美濃守、江田、
額田
(
ぬかだ
)
、烏山、羽川、里見、岩松、武田などの
宗徒
(
むねと
)
の一族旗本からまた——在京の禁門軍、名和長年らの諸大名の兵力までをあわせ
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
森垣さんの藩中では
大館
(
おおだて
)
宇兵衛という人が師範役でした。
三浦老人昔話
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
五月二十六日
大館
(
おおだて
)
を経て湯瀬温泉に至る。
五百五十句
(新字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
羽後
(
うご
)
大館
(
おおだて
)
にはこの鳥はいたって少ないが、試みに何と啼くかと尋ねて見ると、やはりまた
野草雑記・野鳥雑記:02 野鳥雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
▼ もっと見る
「
保
(
たもつ
)
か。——
内門
(
ないもん
)
の廊の袖に
床几
(
しょうぎ
)
をおけ。そしてすぐ軍議をひらこう。昨夜らいの物見の情報も聞きたい。——義助をはじめ、堀口、
大館
(
おおだて
)
、江口、
世良田
(
せらた
)
、居あわす者はみな寄れと申せ」
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
秋田の
大館
(
おおだて
)
から津軽へ越える官道に矢立峠がある。すなわち
陸奥
(
むつ
)
と
出羽
(
でわ
)
との最北の国境である。文化五年の紀行とて『地名辞書』に引用せる『終北録』にはこれに関する伝説を載せている。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
なんとなれば、ゆうべから今暁のあいだに、江田ノ兵部行義と、
大館
(
おおだて
)
左馬助
氏明
(
うじあき
)
のふたりだけが、いずこへか、陣所を移し去っておりまする。……どうも日ごろから、あやしき色のみえていた両名。
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
大館
(
おおだて
)
(宗氏)、大館」
私本太平記:08 新田帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
モホ 秋田県
大館
(
おおだて
)
野草雑記・野鳥雑記:02 野鳥雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
館
常用漢字
小3
部首:⾷
16画
“大館”で始まる語句
大館町
大館氏明
大館山
大館朔郎