“大神（おほがみ）” の例文
「かけまくも畏（かしこ）き……ムニヤ／＼、大神（おほがみ）の大前（おほまへ）にムニヤ／＼……。」と、ちつとづゝ蛇いちごをたべては、お水をいたゞいてゐますと成程どうも不思議にお腹（なか）がすいて来ます。
蛇いちご (新字旧仮名) ／ 宮原晃一郎(著)
髮美しきレートーの生めるアポローン大神（おほがみ）に
イーリアス：03 イーリアス (旧字旧仮名) ／ ホーマー(著)
まことは「春」のめがみ大神（おほがみ）。
海潮音 (旧字旧仮名) ／ 上田敏(著)
嗚呼天（あめ）の御裔（みすゑ）の御子（みこ）大神（おほがみ）
独絃哀歌 (旧字旧仮名) ／ 蒲原有明(著)
それ大神（おほがみ）の天雲（あまぐも）の
若菜集 (新字旧仮名) ／ 島崎藤村(著)
まことは「春」のめがみ大神（おほがみ）。
海潮音 (新字旧仮名) ／ 上田敏(著)
きのふぞ二人（ふたり）大神（おほがみ）に
独絃哀歌 (旧字旧仮名) ／ 蒲原有明(著)
大神（おほがみ）の住む梁（うつばり）の
若菜集 (新字旧仮名) ／ 島崎藤村(著)