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大業
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おほげふ
ふりがな文庫
“
大業
(
おほげふ
)” の例文
婆あさんはセルギウスの手を取つて、優しく微笑んで云つた。「でもそれはあんまり
大業
(
おほげふ
)
にお考へなさるのぢやありますまいか。」
パアテル・セルギウス
(新字旧仮名)
/
レオ・トルストイ
(著)
箱の中に何があるかを知り拔いてゐる自分も、父の手つきが
大業
(
おほげふ
)
なので、一寸胸を躍らせて蓋の
撤
(
と
)
らるゝのを待つといふやうな心地になつた。
父の婚礼
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
今度は如何にも
大業
(
おほげふ
)
に、「あゝ暑い、冷い水が欲しい。帶なんぞ取つちまふわ。」
亂次
(
だらし
)
ない姿になつて、「ほんとに
疲
(
くたび
)
れてよ。雨が降るのに車屋がゐないんですもの。」
歓楽
(旧字旧仮名)
/
永井荷風
、
永井壮吉
(著)
其處
(
そこ
)
で
相談
(
さうだん
)
をして
水盤
(
すゐばん
)
の
座
(
ざ
)
へ……も
些
(
ちつ
)
と
大業
(
おほげふ
)
だけれども、まさか
缺擂鉢
(
かけすりばち
)
ではない。
番茶話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
(此時ロミオ
唸
(
うめ
)
く。)
何
(
なん
)
で
其樣
(
そのやう
)
に
歎
(
なげ
)
かッしゃるのぢゃ、
何
(
なん
)
で
其樣
(
そのやう
)
に
大業
(
おほげふ
)
に?
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
“大業”の意味
《名詞》
大業(たいぎょう)
大きい事業。重大な事業。
君主が行う事業。
(context、dated)儒教。また大学寮の試験に合格すること。
(出典:Wiktionary)
“大業”の解説
大業(たいぎょう)は、隋の煬帝楊広の治世に行われた年号。605年 - 618年。
(出典:Wikipedia)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
業
常用漢字
小3
部首:⽊
13画
“大業”で始まる語句
大業物
大業刀
大業師