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大束
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おほたば
ふりがな文庫
“
大束
(
おほたば
)” の例文
「何だ、人の財布を預かつてゐると思つて、いやに
大束
(
おほたば
)
を決めるぢやないか——まア宜いや、手拭一と筋で喧嘩にもなるめえ、素直に歸らう」
銭形平次捕物控:071 平次屠蘇機嫌
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
徳蔵もやはり御一新以後、苗字をつけることになりましたが、どうせつける位ならばと
大束
(
おほたば
)
をきめたのでございませう、徳川と申すのをつけることにしました。
雛
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
それで
彼
(
かれ
)
の一
日
(
にち
)
の
仕事
(
しごと
)
は
繩
(
なは
)
ならば二十
房
(
ばう
)
の
大束
(
おほたば
)
が一
把
(
は
)
、
草鞋
(
わらぢ
)
ならば五
足
(
そく
)
といふ
處
(
ところ
)
なので
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
大束
(
おほたば
)
な事を言つて、お靜はソツと店中に眼を走らせました。近頃出來の店構へで何となく眞新らしい
普請
(
ふしん
)
ですが、その癖妙に陰氣で妙に手丈夫に出來ているのが、娘の
繊弱
(
デリケート
)
な神經を壓迫します。
銭形平次捕物控:001 金色の処女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
足の勇はいい心持そうに
大束
(
おほたば
)
を
極
(
き
)
めて居ります。
女記者の役割
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
“大束”の意味
《名詞》
束が大きいこと。また、そのようなもの。
(出典:Wiktionary)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
束
常用漢字
小4
部首:⽊
7画
“大束”で始まる語句
大束髮