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大伝馬
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おおでんま
ふりがな文庫
“
大伝馬
(
おおでんま
)” の例文
私の生れたうまや新道、または、
小伝馬町
(
こでんまちょう
)
、
大伝馬
(
おおでんま
)
町、
馬喰
(
ばくろ
)
町、
鞍掛橋
(
くらかけばし
)
、
旅籠
(
はたご
)
町などは、旧江戸
宿
(
しゅく
)
の
伝馬
(
てんま
)
駅送に関係がある名です。
旧聞日本橋:01 序文/自序
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
、
長谷川時雨
(著)
柏墨の「丸八」は
大伝馬
(
おおでんま
)
町三丁目の
老舗
(
しにせ
)
で、立派な
土蔵造
(
どぞうつ
)
くりの店だった。紀文に張りあった奈良奈の
家
(
うち
)
だのなんのときいていた。
旧聞日本橋:03 蕎麦屋の利久
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
午前二時、
新川
(
しんかわ
)
岸壁集合、
大伝馬
(
おおでんま
)
船を、
燈台沖
(
とうだいおき
)
まで漕ぎだして置いて、パナマ丸の入港を待つ。助ボーシンの源公とも、よく打ちあわせてある。
花と龍
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
大丸は
大伝馬
(
おおでんま
)
旅籠
(
はたご
)
町から大門通りへ折れまがって裏まで通った、一丁の半分以上を敷地にして幾戸前かの蔵と店とで、
糸店
(
いとだな
)
によった方に広い土間があった。
旧聞日本橋:05 大丸呉服店
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
鉄道馬車時代の線路は両方にあって、浅草へむかって行きの線路は、本町、
大伝馬
(
おおでんま
)
町、
通旅籠
(
とおりはたご
)
町、
通油
(
とおりあぶら
)
町、
通塩
(
とおりしお
)
町とつらなった問屋筋の多い街の方にあって、街の位は最上位であった。
旧聞日本橋:02 町の構成
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
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源泉小学校は
大伝馬
(
おおでんま
)
町の裏にあって、格子戸がはまった普通の家造りで、上って玄関、横に二階をもった座敷と台所。たぶん台所と並んだ玄関の奥へ教場の平屋を建てましたのであろう。
旧聞日本橋:04 源泉小学校
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
伝
常用漢字
小4
部首:⼈
6画
馬
常用漢字
小2
部首:⾺
10画
“大伝馬”で始まる語句
大伝馬町
大伝馬船