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夜啼
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よなき
ふりがな文庫
“
夜啼
(
よなき
)” の例文
又或は
何處
(
どこ
)
かの
家
(
うち
)
で
鷄
(
とり
)
の
夜啼
(
よなき
)
をするのが淋しく聞えたり、それから又、何者だか
解
(
わか
)
らないが、見上げるやうな大きな
漢子
(
をとこ
)
が足音もさせないで
水郷
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
東海道名所記にも
夜啼
(
よなき
)
の松のことを書いてゐるが、これも名所図絵に
記
(
しる
)
された
由来記
(
ゆらいき
)
と大同小異である。
小夜の中山夜啼石
(新字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
電燈ばかり明るくてポンペイの
廃墟
(
はいきょ
)
の様に
寂
(
さび
)
しい銀座の通りを歩いて東へ折れ、歌舞伎座前を築地の方へ往った。万年橋の
袂
(
たもと
)
に黙阿弥の芝居に出て来そうな
夜啼
(
よなき
)
饂飩
(
うどん
)
が居る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
夜
常用漢字
小2
部首:⼣
8画
啼
漢検1級
部首:⼝
12画
“夜啼”で始まる語句
夜啼石
夜啼松
夜啼鶯
夜啼饂飩屋