“夜凝”の読み方と例文
読み方割合
よご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けたたましく自動車の鳴りぜる音、咽喉太のどぶとの唸り笛さへり霜の夜凝よごりに冴えて、はた、ましぐらに何処いづくへか駈け去りぬ。底冷そこびえの戸の隙間風、さるにても明け近からし。
けたたましく自動車の鳴りぜる音、咽喉太のどぶとの唸り笛さへ、り霜の夜凝よごりに冴えて、はた、ましぐらに何処いづくへか駈け去り去りぬ。底冷そこびえの戸の隙間風、さるにても明け近からし。
観相の秋 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)