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夜具
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よるのもの
ふりがな文庫
“
夜具
(
よるのもの
)” の例文
彼が家の
夜具
(
よるのもの
)
は、
宇都宮
(
うつのみや
)
の
釣天井
(
つりてんじょう
)
程に重く大きなものだ。彼が家の婆さんは、七十過ぎて元気おさ/\若者を
凌
(
しの
)
ぐ婆さんである。婆さんの曰く、
私
(
わたし
)
の
家
(
うち
)
は信心なんざしませんや。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
「それは好都合」と云ったかと思うと老人は金屏風をスーとあけたが
渦高
(
うずたか
)
く
夜具
(
よるのもの
)
が敷いてある。そうして誰か寝ているらしい。しかし白布で蔽われているので姿を見ることは出来なかった。
大鵬のゆくえ
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
收めたり
夜具
(
よるのもの
)
も清くして取扱ひ丁寧なり
寐衣
(
ねまき
)
とて
袷
(
あはせ
)
を
出
(
いだ
)
したれど我はフラネルの
單衣
(
ひとへ
)
あればこれにて寐んと一枚を戻せしにいかに
惡
(
あし
)
くは聞取りけん此袷
汚
(
きたな
)
しと退けしと思ひ忽ち持ち行きて換へ來りしを
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
“夜具”の意味
《名詞》
夜具(やぐ)
寝る時に使う毛布・布団などの用具。
(出典:Wiktionary)
“夜具(
寝具
)”の解説
寝具(しんぐ)は、人の睡眠に供するための道具。夜具 (やぐ) とも表記される。
(出典:Wikipedia)
夜
常用漢字
小2
部首:⼣
8画
具
常用漢字
小3
部首:⼋
8画
“夜具”で始まる語句
夜具蒲団
夜具包
夜具地
夜具綿
夜具縞
夜具覆
夜具迄
夜具蒲團