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多曖
ふりがな文庫
“多曖”の読み方と例文
読み方
割合
たわい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たわい
(逆引き)
尤
(
もつと
)
もそこはお客もお客で
曲
(
まが
)
りなりにも洒落のめせば、それでもう
多曖
(
たわい
)
なく笑つてゐる。云はば洒落のわかつたのが、うれしくつてたまらないと云ふ連中ばかりなんだ。
南瓜
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
成程そう云えば一つ
卓子
(
テエブル
)
の紅茶を囲んで、
多曖
(
たわい
)
もない雑談を交換しながら、巻煙草をふかせている間でさえ、彼が相当な
才物
(
さいぶつ
)
だと云う事はすぐに私にもわかりました。
開化の良人
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
が、御辞退申しましては
反
(
かえ
)
って
御意
(
ぎょい
)
に
逆
(
さから
)
う道理でございますから、御免を蒙って、一通り
多曖
(
たわい
)
もない昔話を申し上げると致しましょう。どうか御退屈でもしばらくの間、御耳を御借し下さいまし。
竜
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
多曖(たわい)の例文をもっと
(3作品)
見る
多
常用漢字
小2
部首:⼣
6画
曖
常用漢字
中学
部首:⽇
17画
“多”で始まる語句
多
多寡
多勢
多少
多分
多忙
多人数
多數
多時
多日