トップ
>
外目
>
ほかめ
ふりがな文庫
“
外目
(
ほかめ
)” の例文
その街の近郊
外目
(
ほかめ
)
の山あひに恰も小さな城のやうな何時も夕日の反照をうけて、たまたま旧道をゆく人の胆仰の的となつた天守造りの真白な三層楼があつた。
水郷柳河
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
その街の近郊
外目
(
ほかめ
)
の山あひに恰も小さな城のやうに何時も夕日の反照をうけて、たまたま舊道をゆく人の瞻仰の的となつた天守造りの眞白な三層樓があつた。
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
肥後玉名郡
南関
(
なんくわん
)
、そのかみの
関町
(
せきまち
)
、その字
外目
(
ほかめ
)
は我が母の生地にして、我にも亦、第二の故郷たり。乃ち、大牟田より先づ出迎の叔父たちと共に上内の山を越えてその土を踏む。
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
外目
(
ほかめ
)
の祖父は雪の日の爐邊に可哀いい沖ノ端の孫を引きよせながら懷かしさうに佛蘭西式調練の小太皷の囃子を歌つて聽かす外にはまだ穉い子供に何らの讀書の權能をも認めて呉れなかつた。
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
私はよく
彼女
(
かれ
)
と
外目
(
ほかめ
)
の母の家に行つては何時も長々と滞留した。
水郷柳河
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
▼ もっと見る
私はよく
彼女
(
かれ
)
と
外目
(
ほかめ
)
の母の家に行つては
何時
(
いつ
)
も長長と滯留した。
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
病み
臥
(
こや
)
す人が眼うつす
外
(
と
)
の庭に
零余子
(
むかご
)
そよぎてげに
外目
(
ほかめ
)
なり
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
母の里
外目
(
ほかめ
)
の夏は月夜には笛おもしろく子ら吹き立てぬ
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
外
常用漢字
小2
部首:⼣
5画
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
“外”で始まる語句
外
外套
外面
外道
外出
外見
外国
外部
外聞
外濠