“関町”の読み方と例文
読み方割合
せきまち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
肥後玉名郡南関なんくわん、そのかみの関町せきまち、その字外目ほかめは我が母の生地にして、我にも亦、第二の故郷たり。乃ち、大牟田より先づ出迎の叔父たちと共に上内の山を越えてその土を踏む。
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
美濃で語らなければならないのは、関町せきまちの刃物であります。昔の刀鍛冶かたなかじの技が伝えられ、質の優れた刃物を育てるに至ったのだと思われます。短刀だとか小刀などに実によい技を示します。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)