トップ
>
外妾
>
めかけ
ふりがな文庫
“
外妾
(
めかけ
)” の例文
芳太郎の父親が死んでから、父親の生きているうちに
外妾
(
めかけ
)
から後妻に直ったお袋が、引っ張り込んで来た今の親父を、始終不快に思っている芳太郎の心持も呑み込めた。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
今ま貴女の
仰
(
おほ
)
せられた金山と言ふ大名華族の老人が、其頃
小米
(
こよね
)
と申す婦人を
外妾
(
めかけ
)
の如く致して居たので、
雇主
(
やとひぬし
)
——其の
芸妓屋
(
げいしやや
)
に於ては非常なる
恐慌
(
きやうくわう
)
を
喫
(
きつ
)
し、又た婦人の
実母
(
はゝ
)
からは
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
外
常用漢字
小2
部首:⼣
5画
妾
漢検準1級
部首:⼥
8画
“外”で始まる語句
外
外套
外面
外道
外出
外見
外国
外部
外聞
外濠