“夕旅籠”の読み方と例文
読み方割合
ゆうはたご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その……饂飩二ぜんの昨夜ゆうべを、むかし弥次郎、喜多八が、夕旅籠ゆうはたごの蕎麦二ぜんに思いくらべた。いささか仰山だが、不思議の縁というのはこれで——急に奈良井へ泊まってみたくなったのである。
眉かくしの霊 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)