“壮介”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そうすけ50.0%
しょうすけ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ハア、こっちは繋留気球第一号です。六条壮介そうすけが送信をしています。いま気球は、風に流されつつ、ぐんぐん上昇しています。気圧は只今、七百……」
空中漂流一週間 (新字新仮名) / 海野十三(著)
そもそもこの「火の玉」少尉とよばれる六条壮介そうすけと戸川中尉とは、同期生だったのだ。そしてかつては、ソ満国境を前方ににらみながら、前進飛行基地のバラックに、頭と頭とを並べて起伏おきふした仲だった。
空中漂流一週間 (新字新仮名) / 海野十三(著)
真逆まさかこの戸川の言葉がしんをなしたわけでもなかろうが、六条壮介しょうすけのうえにとつぜん不幸な事件が降って来て、彼は第一線を退かなければならないこととなった。
空中漂流一週間 (新字新仮名) / 海野十三(著)