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塩垂
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しおた
ふりがな文庫
“
塩垂
(
しおた
)” の例文
旧字:
鹽垂
入口の格子の横手は少しばかりの空地で其処には小唄の師匠、坂東久美治こと、お組の舞台が掛けてあり、大夕立に叩かれて、見る影もなく
塩垂
(
しおた
)
れて居ります。
銭形平次捕物控:236 夕立の女
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
死をナホル 病をナヲス 泣くを
塩垂
(
しおた
)
る 血を汗
宍
(
しし
)
を
※
(
くさびら
)
打つを撫づ 墓を
壌
(
つちくれ
)
濫僧考:河原者・坂の者・宿の者・非人法師
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
より以上に感心した。それは女のする通りの所作に違ひないが、しかしその通りを男の青年がするのに、少しも男の格を崩し、また男の品位を
塩垂
(
しおた
)
れさすやうな
女々
(
めめ
)
しい
窪
(
くぼ
)
みは
見出
(
みいだ
)
せなかつた。
過去世
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
塩
常用漢字
小4
部首:⼟
13画
垂
常用漢字
小6
部首:⼟
8画
“塩”で始まる語句
塩梅
塩
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塩釜