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埃臭
ふりがな文庫
“埃臭”の読み方と例文
読み方
割合
ほこりくさ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほこりくさ
(逆引き)
平次は
暇
(
ひま
)
で/\仕樣のない日を、一杯呑むほどの
工面
(
くめん
)
もつかず、相變らず
埃臭
(
ほこりくさ
)
い粉煙草をせゝつて、八の來るのを待つて居るのでした。
銭形平次捕物控:304 嫁の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
俊助
(
しゅんすけ
)
は答礼の帽を脱ぎながら、
埃臭
(
ほこりくさ
)
い周囲の古本と相手のけばけばしい服装との間に、不思議な対照を感ぜずにはいられなかった。
路上
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
埃臭
(
ほこりくさ
)
い男の体臭が、かへつて哀れに思へて、ゆき子は、環境で変つてゆく人間の生活の流れを不思議なものと悟る。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
埃臭(ほこりくさ)の例文をもっと
(9作品)
見る
埃
漢検1級
部首:⼟
10画
臭
常用漢字
中学
部首:⾃
9画
“埃”で始まる語句
埃
埃及
埃溜
埃立
埃及煙草
埃塵
埃風
埃塗
埃及諸神譜
埃及人
“埃臭”のふりがなが多い著者
薄田泣菫
林芙美子
吉川英治
岡本かの子
野村胡堂
芥川竜之介