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垢塗
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あかまみ
ふりがな文庫
“
垢塗
(
あかまみ
)” の例文
もし私が雪山の
垢塗
(
あかまみ
)
れの土人と一つになるようなことがあったならば、私は今時分はかのヒマラヤの
谷間
(
たにあい
)
の
黒坊主
(
くろぼうず
)
となって居ったかも知れぬ。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
彼はそれが
為
(
た
)
めに
清潔好
(
きれいず
)
きな東京の女に嫌はれるかも知れないが、持つて生れた癖だけに平気で
垢塗
(
あかまみ
)
れで通してゐる。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
と乞食は
垢塗
(
あかまみ
)
れの手でその
杖
(
ステツキ
)
に触らうとした。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
垢
漢検準1級
部首:⼟
9画
塗
常用漢字
中学
部首:⼟
13画
“垢”で始まる語句
垢
垢抜
垢染
垢離
垢離場
垢拔
垢膩
垢光
垢穢
垢脱