“型(けい)” の例文
クララはふと眼をあげて祭壇を見た。花に埋められ香をたきこめられてビザンチン型(けい)の古い十字架聖像(クロチェ・フィッソ)が奥深くすえられてあった。
クララの出家 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
大川博士は丁度指紋研究家が指紋の型を分類した様に、人間の頭部及(および)顔面の形態を、百数十の標準型(けい)に分類した。
猟奇の果 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)