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在金
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ありがね
ふりがな文庫
“
在金
(
ありがね
)” の例文
在金
(
ありがね
)
まで勘定すると、正直者と思われた兼松が、十二三両の費い込みがあり、金に困っていそうな谷五郎には、なんの
非曲
(
ひきょく
)
もなかったのも不思議です。
銭形平次捕物控:103 巨盗還る
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
そこで今夜は、この大乗院の
什器
(
じゅうき
)
と
在金
(
ありがね
)
を残らず貰ってゆくつもりだが、何か、いいたい苦情があるか。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
忠作は素早く奥の間に駈け込んで、証文や
在金
(
ありがね
)
の類を詰め込んで用心していた
葛籠
(
つづら
)
の始末にかかると、いつのまに入って来たか
覆面
(
ふくめん
)
の大の男が二人、突立っていました。
大菩薩峠:10 市中騒動の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
在
常用漢字
小5
部首:⼟
6画
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
“在”で始まる語句
在
在所
在処
在家
在方
在宅
在世
在郷
在来
在昔