在家ざいか)” の例文
宿所は、道家清十郎から、く手まわししておいた洛外の腹帯地蔵はらおびじぞう在家ざいか。山伏たちは、附近の農家や安旅籠やすはたごへ、ちらかって泊った。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
この村で面白いことは今まで商人と取引したことがなく、いずれも在家ざいかから直接注文を受けて仕事をすることであります。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
おかをみれば、とまり八幡やわた白子しらこ在所ざいしょ在所、いずれをみても荒涼こうりょうたるはらと化して、あわれ、並木なみきのおちこちには、にげる途中でなげすてた在家ざいかの人の家財荷物かざいにもつが、うらめしげに散乱して、ここにも
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)