土囲どゐ)” の例文
寂びつくしやなぎ土囲どゐもあらはなりこの冬の日の道をひろふに
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
泥濘ぬかるみは薄日の土囲どゐ片避かたよけて人影つかそのほつほつに
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
冬楡ふゆにれにしらしらとある日の在処ありど土囲どゐ曲り来て我は仰ぎつ
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)