“国後”の読み方と例文
読み方割合
くなしり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
アザラシと、いちばんはじめに友だちになったのは、国後くなしり範多はんたであった。そして、やがてどのアザラシも、人間となかよしになった。
無人島に生きる十六人 (新字新仮名) / 須川邦彦(著)
『地名辞書』続編に国後くなしり島の大八卦ほろばっけ、一名ノポリパッケ、島中第一の高山なりと大槻氏『風土記』に見ゆとある。ノポリはすなわち山であろうからこのパッケも切崖のことかも知れぬ。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
国後くなしり。この札をつけて飛ばせるのに、役にたちそうな鳥をつかまえてくれ。なるべく元気なやつを、たのむよ」
無人島に生きる十六人 (新字新仮名) / 須川邦彦(著)