“四塚”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よづか66.7%
よつづか33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だから、公綱の隊が、東寺とうじを過ぎて四塚よづかにかかる頃は、はやくも四百人をこえていたし、なお行く行くの途中でも
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
羅生門のいしずえをまんなかに、四塚よづかの流れを引き込み、巨大な逆茂木さかもぎさくをめぐらし、また民家の屋上にまで、矢倉足場を作って、数万射の矢かずをこの二日間についやしていたのである。
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
樋口次郎が都へ入るというので、東国の勢も高家こうけも、七条、朱雀、作道つくりみち四塚よつづかへ馳せ向うなどして守りを固めた。