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器什
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きじゅう
ふりがな文庫
“
器什
(
きじゅう
)” の例文
甚だしき
遊蕩
(
ゆうとう
)
の沙汰は聞かれざれども、とかく物事の美大を悦び、衣服を美にし、
器什
(
きじゅう
)
を飾り、
出
(
いず
)
るに車馬あり、
居
(
お
)
るに美宅あり。
教育の事
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
仮に測らざる理由によって、一度はその岸に
触
(
ふ
)
れたことがあったにしても、再び家族をつれ、物種
器什
(
きじゅう
)
を船に積んで、来て住もうという決心をするだけの引力は何に見出し得たろうか。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
阿部家への帰参が
愜
(
かな
)
って、枳園が家族を
纏
(
まと
)
めて江戸へ来ることになったので、抽斎はお玉が池の住宅の近所に
貸家
(
かしいえ
)
のあったのを借りて、敷金を出し家賃を払い、応急の
器什
(
きじゅう
)
を買い集めてこれを迎えた。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
器
常用漢字
小4
部首:⼝
15画
什
漢検準1級
部首:⼈
4画
“器”で始まる語句
器
器量
器物
器械
器用
器具
器量人
器量好
器械的
器械觀測