哭倒なきたふ)” の例文
汝も又さるたぐひにやあらん。よく心を静むべしとあれども、左門かしらりて、まことに一一一夢のまさなきにあらず。兄長このかみ一一二ここもとにこそありつれと、又声をげて哭倒なきたふる。
娘ははやく見たく物をしかけたるをもうちおきてひらき見れば、いかにしてかぜにほどなるすゝいろのしみあるをみて、かゝさまいかにせんかなしやとてちゞみかほにあてゝ哭倒なきたふれけるが、これより発狂きちがひとなり