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咽輪
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のどわ
ふりがな文庫
“
咽輪
(
のどわ
)” の例文
それまでは、不自然な部分が
咽輪
(
のどわ
)
の
垂
(
たれ
)
で隠されていたので判らなかったのだが、不思議な事に、易介は鎧を横に着ているのだった。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
じわじわと迫っていったのだ。だから、むしろ直接死因には、
咽輪
(
のどわ
)
の方に意味がありそうじゃないか。無論気管を潰すというほどじゃないが、相当頸部の大血管は圧迫されている。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
面部から咽喉にかけての所は、
咽輪
(
のどわ
)
と
黒漆
(
くろぬり
)
の猛悪な相をした
面当
(
めんぼう
)
で隠されてあった。そして、背には、軍配
日月
(
じつげつ
)
の中央に
南無日輪摩利支天
(
なむにちりんまりしてん
)
と
認
(
したた
)
めた
母衣
(
ほろ
)
を負い、その脇に竜虎の
旗差物
(
はたさしもの
)
が挾んであった。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
咽
常用漢字
中学
部首:⼝
9画
輪
常用漢字
小4
部首:⾞
15画
“咽”で始まる語句
咽喉
咽
咽喉笛
咽喉仏
咽喉元
咽喉首
咽元
咽頭
咽笛
咽泣