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和気靄々
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わきあいあい
ふりがな文庫
“
和気靄々
(
わきあいあい
)” の例文
幾人
(
いくにん
)
の家族があっても
互
(
たがい
)
に
相侵
(
あいおか
)
さないで一家
団欒
(
だんらん
)
和気靄々
(
わきあいあい
)
とするようにならなければ政治上の立憲制度も到底円滑に行われんよ。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
「実は持て余していたところなんでしょう?」と老外人の見事な応酬。——そんな
和気靄々
(
わきあいあい
)
たる常談の云いあいをあとに、私はビスケットだけ包んで貰って、さっさと店を出て来た。
晩夏
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
車掌が乗客を
疑
(
うたぐ
)
り、乗客たちは相互に疑り車掌を疑り、みんなが他の者を一人残らず疑り、馭者は馬より
他
(
ほか
)
のものは何も信用しないという、それのいつも通りの
和気靄々
(
わきあいあい
)
たる有様であった。
二都物語:01 上巻
(新字新仮名)
/
チャールズ・ディケンズ
(著)
この鶯の啼き交わす
長閑
(
のどか
)
な美しい声に結ばれて、さしも長い間わだかまっていた結城、下妻両藩の間の悪感情もとけて、それから後は、両藩の若侍たち、
嬉々
(
きき
)
として邪念なく、
和気靄々
(
わきあいあい
)
のうちに
平馬と鶯
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
和
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
靄
漢検1級
部首:⾬
24画
々
3画
“和気”で始まる語句
和気
和気藹々
和気清麻呂
和気藹々裡
和気乃
和気川
和気郷
和気郡
和気広世
和気春光