“和気藹々”の読み方と例文
読み方割合
わきあいあい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お宅が芝居のおけいこばになっているから見に来てくれるようにとおことづてのあったおり、わたくしは何ともいえぬ和気藹々わきあいあいとしたものを感じました。
平塚明子(らいてう) (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
しかるに、家の中の空気は、和気藹々わきあいあいとして、今まで三人で世間ばなしでもしていたらしい様子である。どうも、飛んでもない人違いではないかしら——。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
和気藹々わきあいあいとしている。で、僕はこの無邪気な正則な人たちの中に、しばらくのあいだ同類として隠れていられるのを、嬉しくありがたく思っていたのですね。