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わきあいあい
ふりがな文庫
“わきあいあい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
和気藹々
55.6%
和気靄々
44.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
和気藹々
(逆引き)
和気藹々
(
わきあいあい
)
としている。で、僕はこの無邪気な正則な人たちの中に、しばらくのあいだ同類として隠れていられるのを、嬉しくありがたく思っていたのですね。
トニオ・クレエゲル
(新字新仮名)
/
パウル・トーマス・マン
(著)
流行歌を教え合ったり、善く言えば
和気藹々
(
わきあいあい
)
と、悪く言えばのろのろとやっているのに、この竹さんだけは、塾生たちが何を言いかけても、少し
微笑
(
ほほえ
)
んであいまいに
首肯
(
うなず
)
くだけで
パンドラの匣
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
わきあいあい(和気藹々)の例文をもっと
(5作品)
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和気靄々
(逆引き)
車掌が乗客を
疑
(
うたぐ
)
り、乗客たちは相互に疑り車掌を疑り、みんなが他の者を一人残らず疑り、馭者は馬より
他
(
ほか
)
のものは何も信用しないという、それのいつも通りの
和気靄々
(
わきあいあい
)
たる有様であった。
二都物語:01 上巻
(新字新仮名)
/
チャールズ・ディケンズ
(著)
この鶯の啼き交わす
長閑
(
のどか
)
な美しい声に結ばれて、さしも長い間わだかまっていた結城、下妻両藩の間の悪感情もとけて、それから後は、両藩の若侍たち、
嬉々
(
きき
)
として邪念なく、
和気靄々
(
わきあいあい
)
のうちに
平馬と鶯
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
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(4作品)
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