“吾命”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
わがいのち75.0%
わぎのち25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
生れてより神仏かみほとけを頼み候事さふらふこととては一度も無御座候ござなくさふらへども、此度このたびばかりはつくづく一心に祈念致し、吾命わがいのちを縮め候代さふらふかはりに、必ず此文は御目おんめに触れ候やうにと、それをば力に病中ながら筆取りまゐらせ候。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
すがたに似たる吾命わがいのち
藤村詩抄:島崎藤村自選 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
吾命わぎのちやまた若からじねもごろに身は省る時にいたりぬ
風隠集 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)