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同行
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どうぎょう
ふりがな文庫
“
同行
(
どうぎょう
)” の例文
それはまた有難いお
同行
(
どうぎょう
)
を一人恵まれたような思いでございます、旅を楽しむものでなければ旅の味わいは語り難いものでございますね。
大菩薩峠:33 不破の関の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
それがどうして己の
同行
(
どうぎょう
)
に、こんな、人の危害に遭うのを見て目を楽ませ、人の堕落するのを見て口なめずりをするような、こんな恥知らずをよこして
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
……わたしも
幸
(
さいわ
)
い、
地蔵愛
(
じぞうあい
)
の
遍歴者
(
へんれきしゃ
)
、およばぬながらも
同行
(
どうぎょう
)
になって、ともどもさがして
進
(
しん
)
ぜましょうから
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ただ今私が説教を終わりますと、講座のそばに五、六名の
同行
(
どうぎょう
)
が出て参りまして、親鸞様にぜひお目にかかりたいから会われるようにとりなしてくれと頼みました。
出家とその弟子
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
「もしもし、ご
同行
(
どうぎょう
)
、どこまで旅をしなさる。」
旅なかま
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
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それがいつのまに妥協が出来たのだろう、こうして主従のような、
同行
(
どうぎょう
)
のような心安立てで歩いているまでには、相当のいきさつがなければならないことです。
大菩薩峠:18 安房の国の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
同行四 私の国ではほうぼうであなたの事を
同行
(
どうぎょう
)
が集まってはおうわさ申しております。
出家とその弟子
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
身のそばにいる人々は、みな
如来
(
にょらい
)
の御弟子、本願の
同行
(
どうぎょう
)
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
正季、一
蓮
(
れん
)
同行
(
どうぎょう
)
の
輩
(
ともがら
)
、ここに
在
(
あ
)
るは何人か
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“同行”の意味
《名詞》
(どうこう、どうぎょう)連れ立って一緒に行くこと。また、その人。
(どうぎょう)連れ立って寺社に参詣すること。また、その人。
(どうぎょう)信仰・宗教などを同じくする人。
(どうぎょう)(文章などで)同じ行。
(出典:Wiktionary)
同
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
“同行”で始まる語句
同行二人
同行衆
同行者
同行三人
同行同衣
同行異体