トップ
>
吉田松陰
>
よしだしょういん
ふりがな文庫
“
吉田松陰
(
よしだしょういん
)” の例文
水戸の
安島帯刀
(
あじまたてわき
)
、
越前
(
えちぜん
)
の橋本
左内
(
さない
)
、京都の
頼鴨崖
(
らいおうがい
)
、長州の
吉田松陰
(
よしだしょういん
)
なぞは、いずれも恨みをのんで倒れて行った人たちである。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
公
(
こう
)
がかつて
吉田松陰
(
よしだしょういん
)
先生の
塾
(
じゅく
)
にいたとき、一夜、他の
塾生
(
じゅくせい
)
とともに
炉
(
ろ
)
を囲んで談話しているあいだに、公は時の
長州藩
(
ちょうしゅうはん
)
の家老が人を得ないことを
憤慨
(
ふんがい
)
した。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
外国渡航に就ては、国禁も有り、
吉田松陰
(
よしだしょういん
)
の失敗もあり、併し追々は渡行出来ようで、是非一度は外国に渡り、見聞を弘くし、又砲術なども授って参りたいで、是非姉御の力を
死剣と生縄
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
すなわちこの説は、革命の絶対排斥論である。維新前後には、この主義をとなえていた、いわゆる勤王派が、日本にいくらかいた。
橋本左内
(
はしもとさない
)
とか、
吉田松陰
(
よしだしょういん
)
とかが、その一味である。
天皇:誰が日本民族の主人であるか
(新字新仮名)
/
蜷川新
(著)
でも、あの人は
吉田松陰
(
よしだしょういん
)
の事件で、九年も
禁錮
(
きんこ
)
の身だったというじゃありませんか。戸を
出
(
い
)
でずして天下を知るですか。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
▼ もっと見る
長州
(
ちょうしゅう
)
萩
(
はぎ
)
の人、
吉田松陰
(
よしだしょういん
)
は当時の厳禁たる異国への密航を企てて失敗し、信州
松代
(
まつしろ
)
の人、
佐久間象山
(
さくましょうざん
)
はその件に連座して獄に下ったとのうわさすらある。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
吉
常用漢字
中学
部首:⼝
6画
田
常用漢字
小1
部首:⽥
5画
松
常用漢字
小4
部首:⽊
8画
陰
常用漢字
中学
部首:⾩
11画
“吉田松”で始まる語句
吉田松蔭