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吉孚
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よしのぶ
ふりがな文庫
“
吉孚
(
よしのぶ
)” の例文
そちの仕えまいらす当主の
世子
(
せいし
)
吉孚
(
よしのぶ
)
を、病弱にて、
世嗣
(
よつぎ
)
はなり難しなどと、吉保をもって柳営にいわしめ、他より養子を迎えておのれの功となし
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
当主
綱条
(
つなえだ
)
様には、そのお力はなし、
世子
(
せいし
)
吉孚
(
よしのぶ
)
さまは、なおお若くてあらせられるし——藩中に多くの徒党を擁している紋太夫の勢力を
圧
(
おさ
)
え得るものはたれもない。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
綱条
(
つなえだ
)
の
世子
(
せいし
)
で——光圀には孫にあたる——
吉孚
(
よしのぶ
)
の夫人
八重姫
(
やえひめ
)
は、京都の
鷹司家
(
たかつかさけ
)
から
嫁
(
か
)
いていた。大奥には由来、京出身の女性が多く、
文筥
(
ふばこ
)
のやりとりや往来も自然に繁かった。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
吉
常用漢字
中学
部首:⼝
6画
孚
漢検1級
部首:⼦
7画
“吉”で始まる語句
吉
吉原
吉左右
吉川
吉野
吉祥寺
吉備
吉良
吉利支丹
吉凶