合意ごうい)” の例文
これでみると、戸倉老人と小竹との間にはひそかなる了解りょうかいがあることが明らかだった。小竹がしばられたのも、二人合意ごういの上のことであるにちがいない。
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「そうだな。うみほうへゆこうか……。そして、あんまりおそくならないうちにかえれば、おかあさんにしかられることもあるまい。」と、あには、さっそく、合意ごういしました。
兄弟のやまばと (新字新仮名) / 小川未明(著)