召捕めしとれ)” の例文
懸けければ此方は彌々いよ/\愕然びつくりし急に顏色がんしよく蒼醒あをざめ後の方を振返るにそれ召捕めしとれと云間も有ず數十人の捕手ふすまかげより走り出なんなく高手たかて小手になは
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
入させ給ふべきは全く徳太郎君の御名をかた曲者くせものそれ召捕めしとれはげしき聲に與力ども心得たりと左右より組付くみつきなんなくなは
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ソレ怪しき曲者くせもの召捕めしとれと聲の下より手先の者三人破落々々ばら/\と立懸り上意々々と云ながら取ておさへ忽ちなは
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)